当科の研究テーマは必ず臨床に結びつくこと(今すぐにではなくとも将来的にでも)が必須条件となっています。言い換えれば、臨床が見えてくる研究を目指しています。
現在は基礎研究(移植関係:殊に臓器保存や拒絶反応)および臨床研究(外科代謝栄養・消化管運動機能・漢方治療)を中心に行っています。
基礎研究
- 神経節細胞移植による結腸無神経節症の治療に関する基礎的研究
- 強酸化電解質が持つ殺菌作用の臨床応用拡大のための実験的・臨床的研究
- 冬眠誘導因子を用いた移植保存時間の延長に関する実験的研究
- 移植後拒絶反応時のレシピエント末梢血活性化T細胞内MAPK活性
- ラット保存肝の肝小葉Zone別尿素サイクル酵素局在からみた肝臓過冷却保存の有用性
- 移植後拒絶反応時の末梢血活性化T細胞内カルシウム濃度とMAPK活性
- 犬大腸および結腸粘膜下組織を用いた無神経再生腸管への神経節細胞移植
- 類洞血流が肝移植の類洞構築と類洞壁細胞機能に及ぼす影響に関する基礎的研究
- ラット胆管結紮切離モデルにおけるカテキン並びに茵蔯蒿湯投与による肝線維化の制御
臨床研究
- 小児における血漿中diamine oxidase(DAO)活性の測定意義
- 微量元素及びCoenzyme Q10による抗酸化療法
- n-3系多価不飽和脂肪酸高含有経腸栄養剤の栄養学的効果
- 小児固形腫瘍における血中ポリアミン分画と腫瘍内Teromerase活性測定の臨床的有用性
- 小児脱水症における経口輸液製剤の臨床的有用性の解析
- 慢性肝障害に対する抗酸化療法(カテキン並びにビタミンEの併用投与)
- 抗酸化流動食を用いたImmunonutrition
- 抗酸化微量元素強化による耐糖能改善効果
- 短期絶食時の小児のビタミン代謝動態
- 胃腸電図による非侵襲的消化管運動機能評価
- Fecoflowmetryによる客観的排便機能評価
- 漢方治療のEBM
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