教授挨拶

八木 実

久留米大学医学部 外科学講座小児外科部門主任教授 八木 実

小児外科は病気の種類も体の特徴も大人とは異なる15歳以下の小児を対象とした外科です。
小児は発育の途上にあり発育に伴って身体機能も変化していきます。小児の体の生理、疾患とその病態、そしてその治療法に専門的知識をもった外科医を小児外科医といいます。
久留米大学小児外科は、昭和38年に発足した矢野博道先生(後の初代小児外科教授)率いる久留米大学外科の小児グループとして始まりました。
昭和52年に診療科として独立し初代教授には矢野博道先生が就任され、小児消化管運動機能の分野を中心に多数の業績を残されました。
平成5年より第2代教授として溝手博義先生が就任され、小児の術後の栄養代謝の分野を中心に多数の業績を残されました。
平成17年8月より私が新潟大学大学院小児外科学助教授から第3代教授として着任し、平成18年4月には外科学講座の再編により外科学講座小児外科部門主任教授に就任し、現在に至っております。

このように外科学講座小児外科部門は診療科・講座として独立して以来、40年以上の歴史を有し、日本の小児外科医療のさきがけとなった大学のひとつです。
現在も、少子社会の中、日本の将来を担うこども達が健やかに育つために小児外科医療の多くの分野で、一人一人の患者さんに真心をこめて、より高いレベルの診療を目指しつつ、小児外科領域の研究、小児外科専門医の育成も併せ教室全体で取り組んでいるところです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

略歴
昭和57年3月新潟大学医学部医学科卒業
昭和57年6月新潟大学医学部外科学教室入局
昭和59年4月新潟大学医学部附属病院小児外科医員
平成3年6月医学博士(新潟大学)
平成3年10月(財)太田総合病院附属太田西ノ内病院小児外科部長代理(福島県郡山市)
平成4年4月鶴岡市立荘内病院小児外科主任医長(山形県鶴岡市)
平成5年4月新潟大学医学部小児外科学講座助手
平成11年4月新潟大学医学部附属病院小児外科講師(常勤)
平成14年11月新潟大学大学院医歯学総合研究科小児外科学分野助教授
平成15年10月文部科学省短期在外研究員(オーストラリア王立アデレード病院消化器内科)
平成17年8月久留米大学医学部附属病院小児外科教授
平成18年4月久留米大学医学部外科学講座小児外科部門主任教授
平成19年4月高知大学医学部外科学第1講座非常勤講師兼任(平成24年3月迄)
平成21年4月久留米大学医学部先進漢方医学講座教授兼任、同 医学部附属病院栄養部長兼任
平成22年4月久留米大学医学部附属病院 栄養治療部長、NST委員長兼任
平成25年4月久留米大学医学部附属病院 副病院長
平成26年4月久留米大学医学部附属病院 薬剤部事務取扱、診療情報センター長兼任
平成29年4月久留米大学医学部附属病院 病院長
資格
日本外科学会専門医、日本外科学会指導医
日本小児外科学会専門医、日本小児外科学会指導医
日本小児血液・がん学会小児がん認定外科医
日本消化器外科学会認定医
日本東洋医学会漢方専門医、日本東洋医学会指導医
日本消化管学会胃腸科専門医、日本消化管学会胃腸科指導医
日本静脈経腸栄養学会認定医、日本静脈経腸栄養学会指導医
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